hatakemori’s diary

はたけもりの日常をお伝えします。

シェアハウス「もりびと荘」と味パパの絵について

生コン土間打ち、綿壁はがしと真夏に超ハードなDIYを進めてきたもりびと荘プロジェクト、9月以降もコツコツと進めていきます。

このシェアハウスもりびと荘ってどんな環境なのか・・この全体図がわかりやすいかなっと思うのでここに載せておきます。

はたけもりの全体図 「もりびと荘」は緑の枠で囲んだ幻のようなアパートです(笑)

というか、このパースがとてもお気に入りで、はたけもりの宝物なんです。

パースの作者は、元一級建築士の味方慎一氏(味パパ)、私が出会ったのは2010年ごろ、ラウンドおおさかって集まりに来てくださったのが始まりで、以来、大阪の街を転々とし、いろんな方と語り合ったり飲んだりと・・(長いので割愛)、その頃は「一休建築士」と名乗っておられました。

モンゴルが大好きで何度もモンゴルに行っておられゲルを日本に持ち帰り、イベントでゲルを建てる建築士となられ「ゲル方」さんとも呼ばれておられました。自己紹介では、アジカタ・ゲルカタ、オチは「あなたのミカタ」と笑わせ、パースにあるような可愛いタッチで絵日記を書いては女性に見せてモテておられました(余談)。

ちょっと横道にそれましたが、私が実家の空地と空家をなんとかしようと考え始めた頃に、味パパに来てもらい描いていただいたのがこのパースでした。

これは、元お米屋だった母屋を改修する段階で描いていただいた物でしたが、改修してどんな場になればいいかなど、味パパに想いを語りつつ今私がアイコンとして使っている「はたけもりおばちゃん」などのイラストが生まれました。

この全体図の中にうっすらと書かれているアパートが、今改修中のもりびと荘で、そこには畑で大根を抜いているイラスト貼り付けられていたので、もりびと荘のアイコンは、この「大根抜いてる人」になりました(笑)

もりびと荘は、生前の味パパが描いてくれたように、畑が好きで畑やはたけもりを守る人が暮らす場になってくれればとも思っています。

ということで、

9月中下旬から10月末ごろまでの工程表をまとめてみましたので、引き続きの応援・ご協力をよろしくお願いします。

味パパご存知の方は、味パパの絵の実現に向けて応援をよろしくお願いします。

住んでみたい方ももちろん、どしどし関わっていただけると嬉しいです。

もりびと荘DIY第3弾以降の工程表です。

台風のあと・・

20230815 台風7号は、ゆっくりと大阪を去っていきました。

畑の野菜たちは概ね無事でしたが、やはりトウモロコシは倒れてしまっていました。

20230815 トウモロコシの状況

 

16日朝、倒れたとうもろこしを立て支柱でなんとか再生、さて、元気に育ってくれるのか・・見守るのみ。

最盛期だったイチジクも、身がシワシワになり水っぽくてブヨブヨになっています。これってどういうこと?? 

20230816 イチジクがシワシワに・・

20230816 一気に枯れ始めているイチジク

台風の影響なのか、時期的なものなのか不思議な現象です。昨年は、お盆から8月末ごろまでイチジクが実っていたのに、今年は少し様子が違っています。
とはいえ、はたけものもりびと荘も大きな被害はなく今朝も水やりは不要なのでちょっとホッコリな朝です^^

 

できる限り台風に備える・・

今まさに台風7号通過中ですが、自転車並みのゆっくり台風なので朝から雨風が続いています。

昨日は、台風に備えキュウリやゴーヤ、いちじく等なりものはできるだけ収穫したけれど、トウモロコシはまだ実が育ってないので倒れないことを祈りつつ見守るのみ。
先週、種まきしたカリフラワーやブロッコリーもようやく芽が出てきたところ・・大雨に耐えてくれるかとっても心配。。

支柱だのみで育てているキュウリやゴーヤ、瓜、三尺ささげも、この暴風にどこまで耐えていてくれるのか・・心配は尽きないけど、今日は畑に行けず自宅待機中で、自然には抗えないと実感しています。

トウモロコシは後少しで収穫というタイミング・・

収穫できるものは早めに収穫・・

支柱に頼っているツル植物はどれだけ頑張れるか・・


工事中のもりびと荘も足場を立てシートで囲っているので暴風が心配でしたが、コムウトさんが来て囲いのシートを外し雨の侵入を防ぐための足場の中にシートを貼る養生をしてくださったので少し安心。

足場のシートを外し風対策

建物内への雨対策としてシート貼り

 

 

自然には逆らえないけれど、対策をしていくことは大切なこと。

 

ツルつなぎプロジェクトに入れてもらい・・

畑があることで、思わぬご縁をいただくことがあります。

玉造黒門越瓜の成長・・

昨年、ご近所の松野農園さんから玉造黒門越瓜(たまつくりくろもんしろうり)のタネをいただいた。この瓜は大阪の伝統野菜の一つで玉造稲荷神社さんがその伝統野菜の普及に取り組んでおられるようで、種袋には神社のお名前が入っていました。

昨年、育てさせていただいたご縁で、今年もタネをいただき育てることに・・

ただ少しで遅れて5月14日に種まきをしたものの発芽せず・・むむむ、収穫祭とかあるのに、はたけもりでは育ちませんでした〜ってなっちゃうなと思っていたところ

はたけもりカフェに、このツルつなぎプロジェクトを運営いただいている弘本由香里さんが来られ、芽が出なかったことを報告したところ、ご自身がマンションのベランダで育てておられる苗をいただけることとなり、

6月18日に畑に植えさせていただく。

これは責任重大・・うまく育つかなぁとハラハラしていた矢先、やはり畑の虫たちに攻撃されるという始末💦
けど、そのピンチも乗り越えなんとか逞しく成長してくれました。

実ができると成長は早いです!(キュウリもそういえば速い)

7月末には写真のように花や実をつけてくれました。

と悪戦苦闘している中、このツルつなぎプロジェクト収穫祭のフォーラムでリレートークの1人としてお話しさせていただくと・・なんだかツルに絡まっていくように瓜のご縁に恵まれていきました。

当日は、立派な瓜が展示されているところで、瓜のサンドイッチやパウンドケーキ、瓜のジャムまでいただくという瓜尽くし。。美味しい(笑)

リレートークで出会わせていただいた方のお話もとても勉強になる内容で、今後も交流させていただけそうです。

畑を通じ、いろんな方と繋がらせていただけることに感謝です。

こういうネットワークを「ツルつなぎ」とネーミングされているのも絶妙ですね!

ツルつなぎプロジェクト収穫祭のご案内

 

もりびと荘DIY第2弾なんとか終了!

7月27日・28日の二日間実施したDIY作業、少し間が空いてしまいましたが記憶を記録に留めておこうと思います。

作業は、

① 綿壁はがし作業(7月27日・28日)

② 風呂棟内部解体作業(7月28日)

今回はかなり厳しい展開で、私が作業に加わった綿壁はがしは想定以上に時間がかかりました。

今回のリノベでは、土壁の良さを再生しようと考え、上塗りされた綿壁を一旦剥がすというのが到達目標でした。

昭和36年に賃貸住宅として建てられたアパートの壁は、土壁の上に漆喰を塗り、さらに綿壁を塗って当時には少しオシャレにしていたようです。

綿壁はがし剤を水に溶かしドロドロのゼリー状にし、綿壁に塗り、綿壁に水分を移す、すると綿壁がドロドロになりボロボロ剥がれるという想定でしたが、綿壁の吸着度が高いのか、綿壁が塗り重ねられていたのか、剥がしてもさらにその下に綿壁が感じでスッキリととれず、スクレーパーで削りすぎると土壁まで削ってしまうという難関にぶつかりました。

そこで、このタイプの壁は、はがし剤を塗る作業を2回行うこととし、1日目は作業予定の半分で終了・・最後までできるのかとちょっと不安が過ったのですが、2日目には助っ人さんにも駆けつけていただき、お陰様で、なんとかゴールすることができました。

綿壁はがし剤

はがし剤を水に溶かしまぜまぜするとゼリー状に

ゼリー状のはがし剤を壁に塗りつける

剥がしても綿壁らしきものが・・

応援ありがとうございます〜無理しないでね〜(^◇^;)

とはいえ、全ての壁がそういう状態だったわけではなく、土壁の上に漆喰壁が塗られていて、その上に綿壁が塗ってあるところは、漆喰壁と土壁の間に隙間があるので意外と簡単に剥がれ、作業としてもとても気持ちのいいものでした。

漆喰の上に綿壁が塗られていると剥がしやすい

壁を外から見ているだけでは分からないことが、今回の作業でだいぶと見え、住む人が変わるたびに補修をしていたことや、お住まいの方が応急的に板を張って補修された痕跡がなど、長年人が暮らしてこられていた様子をうかがうことができました。

もう一つのタスクのお風呂棟内部の解体は、2日目の昼前からスタートしたにもかかわらず、逞しい現場監督の指導のもと、男性陣がバリバリと解体を進めてくださり、すっきりと中は伽藍堂になりました。

とはいえ、少しお手伝いしてくれたシェフは、普段は使わない力を出し切り「疲れた〜」と言ってました(笑)

解体は気持ち良さげですが、力がいるらしい( ˊ̱˂˃ˋ̱ )💦

すごいスピードで解体が進んでいました

ちょっと休憩・・

やったぞ〜

ランチタイムは涼しいCOME Labで!

中学生も真剣に壁はがし中〜

もりびと荘 DIY 第2弾やります

生コン土間うちDIYの後は、ベテラン大工さんたちにより、柱や梁の歪み補正、床板貼りなど着々と作業を進めていただき、少し家らしくなってきました(笑)

そこで、「第2弾もりびと荘DIY!」は、

もりびと荘の『綿壁とり」と「風呂解体」作業を行います。

「綿壁(ワタカベ)」ってマンションなど最近の家にはないので、なんのこと?って感じとは思いますが、昭和にはよく見かけたちょっとキラキラ光る砂の入ったモロモロっとした壁のことです(よけいにわからないかも💦)
この綿壁が古びててポロポロと落ちてくるので、これを剥がす作業で剥がすと土壁が出てきます。(たぶん)
監督さんによると、綿壁を剥がすための薬品(剥離剤)があり、それを塗り付け馴染ませ、その後スクレーバーというヘラみたいなのでスルリと剥がしていくそうです。
その感触は「豆腐を崩すような感じ」で気持ちいいらしいです。。
なので、お子様は、この「綿壁とり」がオススメです!

2日目の「風呂解体」は、アパートの隣に増設してあった風呂小屋の解体です。

古くなって傷んでいる部分を取り外したり解体したりする作業です。
小屋の躯体部分は残すので、ある程度丁寧に作業しないといけない感じがします(たぶん)

とはいえ、力持ちの方、ストレス発散したい方にオススメです(笑)

日程・工程等詳しくは、以下をご覧ください。

綿壁がめくれているところ・・

お風呂場の様子

長年活躍していた浴槽

畑の見える窓と洗面所・・ここにお風呂を持ってくる予定

 

【綿壁とり】
7/27木 9:00-17:00
 初級者〜中級者向け

 作業内容
・床養生
・剥離剤塗り付け
・スクレーパーで剥離作業

【風呂解体】
7/28金 9:00-17:00
 上級者向け

 作業内容
・ユニットバス分解、切断
・洗面分解
・天井切断、分解
・壁切断、分解
・床切断、分解
産廃整理


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どちらも上限10人、もりびとママの昼食カレー🍛付

お申し込みはこちら ashida@haruarch.com に、

・氏名
・所属
・参加日程、時間 をご記入のうえお申し込みください。

暑い最中の作業となりますので、汗だくになる覚悟で汚れてもいい服装、タオル、軍手、水などをご持参いただくことをオススメします。

 

 

タケダのプラッシーの箱・・謎?

あれこれとイベントのない日は、地道にお掃除の日々です。

納屋と呼んでいる物置小屋を片付けていると懐かしいものが出てきます。

棚の土台がわりに使われていたビールケース・・ではなくプラッシーケース

懐かしい〜・・埃まみれやったけど洗ってみると妙に綺麗やし

なんか活用できへんかなぁ〜と思っているところですが。。

 

よくみると「タケダの🔴🔴飲料」と書かれていて・・

「🔴🔴」はペンキで消されているんですよね・・あれれれれれ〜〜〜

なんでやねん!って感じですが、消されているのは

「栄養」の二文字


ん・・ここまで書いてなんですが・・はたけもりと関係ないか・・(笑)

いや気になる気になる

なんで「🔴🔴」消されてたん?? 

 

ということで、プラッシーをググってみたら

プラッシー武田薬品製で、お米屋さんが配達した昭和飲料!

とあり多分、その辺と関係するのかな・・知らんけど。。

納屋から出てきた昭和のケース

プラッシーの下段の「タケダの🔴🔴飲料」???